全日本柔道連盟は,誤審と判断された審判員に対して「降格」や「資格停止」などの処分を可能とする案を示した.
これまで,連盟が審判の技能向上の機会を作ることにエネルギーを注いできたとは言えないだろう.規定に罰則を盛り込むというネガティブな力に頼ることになったことは残念だ.審判技能の向上へアプローチする方法(eラーニングなど)はいくらでもある.また,地方への情報共有や配信も遅く,国際柔道連盟試合審判規定の改正が行われて,地方の審判員が理解するまで1-2年かかっている.迅速な情報共有と育成に力を注いでほしい.
共同通信社の記事
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